Home > 住まいのニュース > 大京・日本大学理工学部建築学科『共同プロジェクト「パッシブ手法による居住環境性能の数値化」の実証結果を発表』

大京・日本大学理工学部建築学科『共同プロジェクト「パッシブ手法による居住環境性能の数値化」の実証結果を発表』


株式会社大京と日本大学理工学部建築学科および日本大学短期大学部建築・生活デザイン学科吉野研究室は、換気機能付き玄関扉やグリーンカーテン・夜間冷気導入などマンション内におけるパッシブ手法(※1)の導入効果について、工学的な検証をし、実証結果を発表した。

この研究は、集合住宅において、パッシブ手法によって得られる室内環境の快適性を研究し、また実証実験に参加した顧客のライフスタイルや、パッシブ手法による涼房効果の実感についてアンケート調査を行い、大京グループが取り組んできたパッシブ手法の効果を数値化することで、パッシブ手法の理解を深めてもらうことを目的としている。

さらにこれらの結果を生かした新しいパッシブ手法として、生活シーンに合わせて通気ができる室内ドアの開発や、グリーンカーテンを初めとするこれまでのパッシブ手法の導入を推進していく。今後、大京グループでは省エネ効果を指標化すると共に、地球環境配慮型住育(※2)を推進していきたいと考えている。

※1:パッシブとはpassive(受動的)の語のとおり、機械設備に頼ることなく太陽光や風など自然エネルギーを利用し室内環境を快適にする建築上の概念。
※2:地球環境を配慮するために必要な住宅に関する知識を身につけ、省エネで快適な暮らしを実践していくこと。

【調査概要】
●調査日程:平成24年6月10日~11月23日
●調査対象:「ライオンズたまプラーザ美しが丘テラス」の10世帯
●調査内容:
・物理量調査(室内外の温湿度、温熱画像、紫外線、PMV値)
・アンケート調査

【実証・調査結果から得られたこと】
●実証結果1:グリーンカーテンの納涼効果(内外の表面温度差)は、最大10度であった
●実証結果2:グリーンカーテンにより、紫外線がほぼ100%低減された
●実証結果3:夜間冷気の導入により、エアコンを使用せずに室温約28度以下を保てた
●実証結果4:グリーンカーテンにより、電気使用量の削減効果が見られた
●実証結果5:パッシブ手法の積極的な導入により比較的過ごしやすい環境となった
●調査結果6:アンケートの結果より、パッシブ手法が有効であるという声が多く聞かれた


ニュースリンク先
http://www.daikyo.co.jp/dev/files/20130513.pdf