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三井不動産リアルティ『「“ゆとり世代”とその“親世代”の住まいと距離に関する意識調査」実施』


三井不動産リアルティ株式会社は、住みかえ意識調査の第4弾として、首都圏(※1)在住の“ゆとり世代”(※2)と呼ばれる22~25歳の社会人男女310名およびその世代を子に持ち、住宅購入経験のある50~59歳の男女310名を対象に、「“ゆとり世代”とその“親世代”の住まいと距離に関する意識調査」を実施した。

今回の調査は、価値観が多様化する現代社会において、“ゆとり世代”と呼ばれる20代の若者が、マイホーム購入に対してどのようなイメージを抱いているのか、また“親世代”と意識の違いはあるのか、その実態を明らかにすべく実施した。

その結果、結婚後に親との「近居」(※3)を望む“ゆとり世代”は約3割にとどまる一方で、子供との「近居」を望む“親世代”は約6割にのぼり、子供よりも親の方がより「近居」を望んでいることがわかった。また、“ゆとり世代”はマイホーム購入時に、約8割が中古住宅を検討し、7割以上は親からの資金援助を期待しないなど、「失われた20年とともに成長し堅実・安定志向」と言われている“ゆとり世代”の特徴が表れる結果となった。また、“親世代”は2人に1人が子供のマイホーム購入時に資金援助をすると回答し、「資金援助をするので近くに住んでほしい」という親の気持ちがうかがえる。
※1:東京、神奈川、千葉、埼玉の1都3県
※2:2002年度学習指導要領による教育(ゆとり教育)を受けた1987年4月2日~1996年4月1日生まれの方と定義
※3:親子間の家の距離が10km圏内を「近居」と定義

【主な調査結果】
●結婚後、親との「近居」を望む“ゆとり世代”は約3割にとどまる
一方で、子供との「近居」を望む“親世代”は2倍の約6割
結婚後、親との「近居」を望む“ゆとり世代”は約3割(33.5%)にとどまる一方で、子供との「近居」を望む“親世代”は約6割(58.1%)にのぼり、子供よりも親の方がより「近居」を望んでいることがわかった。とくに母親はその傾向が顕著で、約4割(37.5%)が3km圏内を理想としている。

●「近居」を望む理由は、親子世代ともに「緊急のときに助け合いたい」がトップに
「近居」を望む理由は、「緊急のとき助け合いたい」が“ゆとり世代”(52.3%)“親世代”(67.2%)ともにトップとなり、次いで「子供の面倒を見てほしい(50.0%)/孫の面倒を見たい(48.3%)」があがった。

●“ゆとり世代”の7割以上がマイホーム購入時に親からの資金援助を期待せず
“親世代”は2人に1人が子供に資金援助の意向
“ゆとり世代”の7割(72.4%)以上がマイホーム購入時に親からの資金援助を期待せず、“親世代”は2人に1人(50.5%)が子供に資金を援助する意向であることがわかった。また資金援助の想定額は、“ゆとり世代”が平均448万円、“親世代”は平均463万円となり、大きな差はなかった。

●“ゆとり世代”の約8割が、マイホーム購入時に中古住宅を検討
“親世代”の約6割は、自身のマイホーム購入時に中古住宅を一切検討せず
マイホーム購入時に中古住宅を検討する“ゆとり世代”が約8割(79.1%)であるのに対して、“親世代”の約6割(61.9%)が、最初にマイホームを購入した際、中古住宅は一切検討していなかった。時代の変化とともに中古住宅という選択肢の存在が大きくなってきていることがうかがえる。


ニュースリンク先
http://corp.mf-realty.jp/news/2013/20130418_01.html

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