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リノベーション住宅推進協議会『優良なリノベーションの品質基準を満たした適合リノベーション住宅「R1住宅」の適合件数が1万件突破』


一般社団法人リノベーション住宅推進協議会が定める優良なリノベーションの統一規格「適合リノベーション住宅」のうち、区分所有マンション専有部に関する品質基準を満たす「R1住宅(アールワンジュウタク)」適合件数が累計10,187件(2013年2月25日現在)、「R1住宅適合状況報告書」発行会社数が累計100社となった。

「R1住宅」は、2009年9月より運用を開始、2013年2月度は適合件数が331件となった。リノベーション住宅推進協議会は、今後も優良なリノベーション住宅の普及浸透を推進し、既存住宅流通の活性化に寄与していく。そして、リノベーションによる既存住宅の性能や価値の再生・向上によって、住まいを求める人が「自分らしく」「無理なく」「自由に」住まい選びが出来る市場をつくり、地球環境にやさしく、豊かな暮らしの実現に寄与していく考えだ。

■「適合リノベーション住宅」開発の背景
「リノベーション」といっても、その定義は曖昧でリフォームとリノベーションの考え方の違いも曖昧なまま使われているのが現状だ。そこでリノベーション住宅推進協議会は、一般消費者が安心して選べるリノベーション住宅とは何かを考え、「優良なリノベーション」の統一規格を定めた。統一規格に則り品質基準に適合する既存住宅を「適合リノベーション住宅」と呼んでいる。

■優良なリノベーションの統一規格「適合リノベーション住宅」とは?
検査をした上で必要な工事を施し、その記録を住宅履歴情報として保管、一定の保証がついた安心して選べるリノベーション住宅。協議会標準書式に則った「適合状況報告書」が発行される。「適合リノベーション住宅」は建物タイプ別に5種類の品質基準を設けている。

■R1住宅とは?
統一規格に則り、区分所有マンション専有部に関する品質基準を満たしたリノベーション住宅。給排水管や電気、ガス、防水、下地など13種類を重要インフラと定め検査基準を設定、重要インフラは新規更新・既存流用に係らず、2年以上の保証を義務付けている。工事の内容は図面とともに住宅履歴情報として保管され、「R1住宅適合状況報告書」が発行される。


ニュースリンク先
http://www.renovation.or.jp/press/130304_R1_10000.pdf