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京セラ『国内住宅向け高出力太陽電池モジュール』発売


京セラ株式会社は、このたび、国内住宅向けに展開する太陽電池モジュールで200Wの高出力太陽電池モジュールを製品化すると発表した。国内にて太陽光発電システムを販売する株式会社京セラソーラーコーポレーションを通じて、11月22日(木)より順次発売する。

このたび発売する新高出力太陽電池モジュールは、多結晶シリコン型太陽電池の量産品で、国内住宅用において変換効率17.8%を達成した新型太陽電池セル「Gyna(ガイナ)」など高効率セルを採用している。なお、新製品は、国内向けに展開している住宅用太陽光発電システム『ECONOROOTS(エコノルーツ)』シリーズの新たなラインアップとなる。

日本において、限られた屋根面積でより多く発電させるためには太陽電池モジュール1枚あたりの高出力化が求められており、このたびの新製品は、このようなニーズに応えたものとなる。国内住宅用市場は、住宅用太陽光発電システムの累計設置件数が本年4月に100万件を達成し、今後もさらなる拡大が見込まれる。京セラは、太陽光発電のさらなる普及拡大に貢献していく。

■新型太陽電池セル「Gyna(ガイナ)」について
京セラは、太陽電池セルの構造上起こり得るプラスとマイナスの再結合を最大限に防ぐなどの新たな技術により、量産品の多結晶シリコン型太陽電池セルにおいて、2011年12月に変換効率17.8%を達成した。これは、これまでの変換効率の伸びと比較すると飛躍的な向上であり、この高効率セルを広く訴求すべく、「Gyna」と名付けた。

■京セラの一貫生産体制
1982年、京セラは、現在世界の主流となっている多結晶シリコン太陽電池の量産に成功した。そして原料調達の段階からシリコンの鋳造、切断、ウェハ基板の製造、セルの製造、さらには、太陽電池モジュールの組み立てに至るまで、すべての工程を自社内で一貫して行っている。原料を溶融・鋳造する段階以降のあらゆる工程において、品質の改良・改善を加えることができ、これにより性能の向上、コストダウンの実現など、トータルで品質の向上を図ることができる。


ニュースリンク先
http://www.kyocera.co.jp/news/2012/1104_asko.html

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