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GMOジャパンマーケットインテリジェンス『住宅購入に関するオンラインコミュニティ調査』実施


GMOジャパンマーケットインテリジェンス株式会社(以下、GMO JMI)は、GMO JMIが保有するモニターを対象に「住宅購入に関するオンラインコミュニティ調査(MROC)」を実施した。

【調査概要】
●調査テーマ:住宅に関するオンラインコミュニティ調査(MROC)
●調査手法:オンラインコミュニティ調査(MROC) クローズド調査
●調査地域:日本全国
●調査対象:20代~40代の戸建住宅の購入を検討している既婚女性
●参加人数:30名
●実施日程:2012年7月25日~8月9日

【調査結果まとめ】
●一戸建てを建てる時に譲れないポイントNo.1は「収納」
一戸建てを建てるに際して「譲れないポイント」をうかがったところ、最も多かったのは「収納」で、次いで「キッチン」「広いリビング」が挙げられた。収納の中でも「ウォークインクローゼット」を望む人が多い。
「収納のあり方」についてのトピックでは、「ウォークインクローゼット」だけでなく、物を見える所に置きたくない、掃除が苦手だなどの理由から「見えない収納」を望む声が多く挙がった。その他、まとめてしまえる「収納専用の部屋」や、「床下」、「ゴミ置き場」など様々な収納に対する意見が挙がった。
●不安に感じることNo.1は「ご近所づきあい」
「住宅を購入する際に感じる不安」について伺ったところ、一番多く挙げられたのが「ご近所付き合い」だった。続いて、東日本大震災の影響から「地震(震災)関連」に対する不安が、「お金」や「地域の治安・防犯」を上回る結果となった。
さらに「『ご近所付き合い』何が不安?」のトピックでは、現在のご近所付き合いに関する問題や、町内会に入るべきかどうかなどで多くの会話が交わされ、ご近所の人との距離感と保ち方に対して、不安や悩みを抱えている人が多いことがわかった。総じて、挨拶以上のお付き合いを積極的に望んでいないことが窺える回答が多かった。
また、『「ご近所付き合い」何が不安?』のトピックは、コメントや文字数から分析すると最も関心が高いという結果になった。
●スマートハウスへの関心は高いものの、導入はあまり現実的ではない
最近話題のスマートハウスについては、テレビCMで見たことがある程度の認識の人と、詳しい知識を持つ人の情報量にばらつきが見られた。また、電力自給に魅力は感じているものの、初期費用が高額なため、導入は難しいという意見が目立った。

【総論】
今回の調査結果から、調査コミュニティ参加者は、住宅購入にあたって、間取りや収納といった物件そのものへの要望だけではなく、近隣住民との人間関係や将来的な親との同居、耐震、金銭面、購入先の地域の治安など、様々な不安を抱えながら慎重に比較・検討を重ねていることが明らかとなった。参加者はそれぞれ自分なりの方法で住宅購入について情報を収集している人が多い様子だが、購入検討先の近所に住む人々や、地域の特徴、治安といった情報は得難く、それが住宅購入時の不安の一番の要因になっているとGMO JMIは考える。
また、電力自給が可能なスマートハウスは、注目されてはいるものの、費用負担の面で導入が難しいという理由で、本格的に普及するには、現在の価格帯では難しいといえる。


詳細リンク先
http://www.gmo.jp/news/article/?id=4061

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