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LIXIL『LIXILの「ユニバーサルデザイン方針」』制定


株式会社LIXILは、子どもからお年寄りまで世界中のひとりひとりが、豊かで快適な住生活を送れる未来を創造するため、このたびLIXILの「ユニバーサルデザイン方針」を制定した。

今後は、「わかりやすい」「使いやすい」「安全が安心に」「愛着がわく」の4つの視点を基軸にユニバーサルデザインに対応した製品・サービスを提供し、ひとりひとりの変化に応じた空間づくりを目指していく。

またLIXILは、ユニバーサルデザインのコミュニケーション活動を推進していくにあたり、「ひとりにいい、みんなにいい。」をキーワードに、新しいコンセプトブック「LIXILユニバーサルデザイン」を制作した。(9月26日発刊)

ユニバーサルデザイン視点で開発した家1棟分の住宅設備・建材や、研究・開発体制、検証スペースなどを写真やイラストでわかりやすく紹介、さらにLIXILユニバーサルデザインの歩みとして、45年前(1967年)に開発した「身体障害者用便器」から直近のユニバーサルデザイン製品までを年表にして掲載している。

今後は、全国のショールームや展示会等で配布し、顧客にLIXILのユニバーサルデザイン活動について紹介していく予定だ。

【LIXILユニバーサルデザイン方針】
●わかりやすい
・直感的にわかる
・きちんと伝わる
●使いやすい
・動作や操作がラク
・フレキシブル
●安全が安心に
・誰にでもやさしい
・子どもにも安心
●愛着がわく
・永く使える
・笑顔が広がる

【住まいのユニバーサルデザイン】
LIXILは、ユニバーサルデザインのアイディアを盛り込んだ製品だけではなく、その取り付け位置や組み合わせ、空間の広さやスペースの取り方、動線などの計画を通して、暮らしそのものがユニバーサルデザインであることが大切だと考えている。


●トイレ
コンパクトトイレで空間を広く。トイレ内動作や介助スペースの確保、手すりの設置で安全に考慮。自動開閉の便フタや自動洗浄など充実の機能で安心・安全・快適な空間を実現する。

●浴室
開け閉めしやすい3枚引戸、入口段差解消や「ヒヤっ」としない床、握りバーなど安心・安全・快適機能は、家族みんなの入浴時間を楽しくする。

●洗面化粧室
浴室とトイレを繋ぐ洗面化粧室は、家族の状況に応じたアプローチとスペース確保を配慮した配置にする。

●キッチン
対面キッチンは家族団らんを演出。タッチレスタイプの水栓や引き出しが静かに閉まる機能、ボタン一つで収納が昇降する機能など、安全性や家事の負担を軽減する機能が充実している。

●リビング
つまずかない、滑らないノンレールサッシや、チャイルドロックの付いた室内引戸など、家族の状況にあわせた機能の選択で安全・快適になる。

●階段・廊下
階段に明るさセンサー付きの足元灯を取り付ければ、深夜の歩行も安心。手すりは場所にあわせてフレキシブルに設定できる。

●玄関ホール
靴の脱着もベンチに座って楽に行える。

●玄関ポーチ
玄関ドアは、開口幅や段差に配慮するだけではなく、エントリーシステムでカギの開閉が簡単になる。また、歩行補助用として手すりがあると安心。

●エクステリア
開口幅が広くスライド式の門扉だと、お子さま連れや車いす使用の方も出入りしやすくなる。スロープは、滑りにくくガタツキの少ない床タイルにすれば、ベビーカーや車いすでの歩行も安全・快適になる。


ニュースリンク先
http://newsrelease.lixil.co.jp/news/2012/070_company_0907_01.html

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