三菱地所『～帰宅困難者に積極的に対応～千代田区と被災者受け入れに関する協定』締結
三菱地所株式会社は、大規模災害時、都心部において発生が予想される帰宅困難者に積極的に対応するため、千代田区との間で「大規模災害時における被災者受け入れに関する協定」を8月29日付で締結する。
三菱地所は、安心・安全な街づくりは社会的な責務と捉え、昨年の東日本大震災発生時にも自主的に帰宅困難者を受け入れた。今回は、千代田区からの要請を受け、地域と連携した災害対策をさらに進めるため、被災者受け入れについて協定を締結する。
協定では、丸の内ビル、新丸の内ビル、丸の内パークビル等、千代田区内14棟の三菱地所保有ビルを千代田区が認定する「被災者一時受入施設」と定め、被災者の受け入れと支援を行うほか、千代田区との密な情報連携を図るため、区所有のMCA無線機の貸与を受ける。
今回、千代田区は同様の協定を複数の団体・企業と締結するが、その多くは大学やホール等を保有する企業であるのに対し、三菱地所は、商業施設と交通機関が集中し、多数の来街者を迎える丸の内を中心とする14棟のビルで、エリア一体となって帰宅困難者に対応していく。
【今回千代田区の指定を受ける被災者一時受入施設】
●丸の内ビルディング：丸の内2-4-1
●新丸の内ビルディング：丸の内1-5-1
●丸の内パークビルディング：丸の内2-6-1
●丸の内北口ビルディング：丸の内1-6-5
●丸の内仲通りビル：丸の内2-2-3
●丸の内二丁目ビル・三菱ビル：丸の内2-5-1,2
●新東京ビル：丸の内3-3-1
●国際ビル：丸の内3-1-1
●新国際ビル：丸の内3-4-1
●有楽町ビル：有楽町1-10-1
●新有楽町ビル：有楽町1-12-1
●大手町ビル：大手町1-6-1
●新大手町ビル：大手町2-2-1
●日比谷国際ビル：内幸町2-2-3
