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大和ハウス工業『フジタの株式を取得し子会社化』


大和ハウス工業株式会社は、8月10日開催の取締役会において、以下のとおり、株式会社フジタの株式を取得し、子会社化することについて決議した。

■株式取得の理由
大和ハウスグループは、「社会」のために新しい価値を創造する企業グループを目指し、「人・街・暮らしの価値共創グループ」という企業理念のもとに、戸建住宅、賃貸住宅、マンション、住宅ストック(リフォーム、仲介)、商業施設、事業(医療介護、物流)施設、健康余暇(リゾートホテル、スポーツクラブ)といった多岐に亘る事業を営んでいる。

大和ハウスグループでは、平成23年度を初年度とした「大和ハウスグループ第3次中期経営計画『3G』For New Growth」を策定し、「再成長」をテーマに、「Group-成長の継続-(コア事業の競争力強化、収益機会の開拓)」「Great-成長への基盤整備-(マネジメントインフラ整備、人財育成強化)」「Global-成長への布石-(海外拠点整備、海外展開における業容拡大)」を基本方針として、業容の拡大に努めている。

一方、フジタは、「自然を 社会を 街を そして人の心を 豊かにするために フジタは たゆまず働く」という企業理念のもとで「“高”環境づくり」をスローガンに、国内・海外で建設業を営んでおり、国内では建設技術、街づくり・都市再生のノウハウを活かしたビジネスを行うとともに、中国では日系ゼネコンの中でトップクラスの地位を確保しているほか、メキシコやベトナムなどで顧客の海外設備投資を積極的にサポートしている。

大和ハウスは、フジタの有する高い技術力・企画力・販売チャンネルと大和ハウスにおける提案力・ビジネスモデルを融合することにより、成長の継続(コア事業の競争力強化、収益機会の開拓)及び成長への布石(海外拠点整備、海外展開における業容拡大)に繋がると考えている。

フジタの海外事業は、北米・東南アジアにおいて、大和ハウスより先行しており、フジタの海外プラットホームを活用することで、大和ハウスグループとして、海外事業の拡大・強化を促進することが可能になり、また、国内においても、事業施設・商業施設等のビジネスを拡大・強化することが可能であるとも考えている。


ニュースリンク先
http://www.daiwahouse.co.jp/release/pdf/release_20120810.pdf