Home > 住まいのニュース > 関西電力・三菱電機・三菱重工業『電気のかしこい使い方プログラム』京都府で実施

関西電力・三菱電機・三菱重工業『電気のかしこい使い方プログラム』京都府で実施


関西電力株式会社、三菱電機株式会社、三菱重工業株式会社の3社は、「けいはんなエコシティ次世代エネルギー・社会システム実証プロジェクト(※1)」の取組みの一環として、7月23日から京都府の京田辺市、木津川市、精華町の約700世帯の一般家庭を対象に、「電気のかしこい使い方プログラム」を実施すると発表した。
※1 けいはんなエコシティ次世代エネルギー・社会システム実証プロジェクト:
けいはんな学研都市は、平成22年度に経済産業省の「次世代エネルギー・社会システム実証地域」の全国4地域の一つに選定されており、平成23年、本プロジェクトを立ち上げている。

本プログラムは、一般家庭を対象に情報通信技術を活用することでデマンドレスポンス(※2)に取り組んでもらうものであり、このプログラムの実施を通じて電力需要抑制のためのデマンドレスポンスの効果を検証することを目的としている。
※2 デマンドレスポンス:
電力需給が逼迫する際に、供給者側からの要請に基づいて需要者側で電気の使用を抑制もしくは別の時間帯にシフトすることにより需給バランスを保つこと。

■検証内容
参加世帯を4つのグループに編成し、各種の取り組みにより、以下の電力需要抑制効果を比較検証する。
・電気の使用状況の「見える化」の効果
・節電のお願いの「お知らせ」の効果
・ピーク時変動料金「CPP※」の効果
※CPP(Critical Peak Pricing):電力需要のピーク時間帯における料金を高くすることで電力需要の抑制を促す料金制度。

■実施対象
・実施エリア:京都府の京田辺市、木津川市、精華町
・参加世帯数:約700軒※
※実施エリア内の住宅約4万軒を対象に参加意向の有無の調査を実施し、戸別訪問により参加の同意を得た方々が対象

■実施時期
・平成24年7月23日(月)~平成24年9月28日(金)

■参加メンバー
・自治体・団体:京都府、京田辺市、木津川市、精華町、関西文化学術研究都市推進機構
・企業:
関西電力(株) 制度設計、実証用スマートメーター取付 等
三菱電機(株) システム開発、タブレット端末設置 等
三菱重工(株) プロジェクトマネジメント、市場調査・分析 等


ニュースリンク先
http://www.mitsubishielectric.co.jp/news/2012/0717-1.pdf