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JR山手線環内の最高層、超高層複合再開発プロジェクト『新宿区「西富久地区第一種市街地再開発事業」』本格工事着手


西富久地区市街地再開発組合は、新宿区の『西富久地区第一種市街地再開発事業』における施設建築物新築工事の起工式を、6月15日に挙行し、工事の本格着手をしたと発表した。

当再開発事業の参加組合員である野村不動産(株)ならびに三井不動産レジデンシャル(株)、積水ハウス(株)、阪急不動産(株)の4 社は、当再開発事業区域内の超 高 層住 宅棟 のう ち、住宅 約1,000戸の保留床を取得して、今後販売していく。

■利便性について
当地区は山手線の内側に位置し、丸ノ内線「新宿御苑前」駅より徒歩5分を最寄りとし、丸ノ内線・副都心線・都営新宿線「新宿三丁目」駅も徒歩圏の2駅3路線が利用可能で、交通の便に恵まれた立地だ。また、伊勢丹、高島屋等の百貨店、都内有数の規模を誇る公園「新宿御苑」、慶應義塾大学病院、JR新宿駅へも徒歩圏と都心生活適地と言える。
■建物の特徴について
当事業は、約2.6haの開発区域内に新宿御苑を臨む新たなランドマークとなる55階建・高さ約180mと山手線環内で最も高い「超高層住宅棟」と、賃貸マンションを主目的とした7階建「中層住宅棟」があり、さらに、広さ約1,000坪の大型スーパー、子ども園の他、商業店舗出店が予定される棟の屋上には、戸建風住宅・ペントハウスを配置した「低層住宅棟」、また周辺住民とのコミュニケーションの場としても利用可能な850平米の大広場を設置するなど、賑わいある、緑豊かな、新旧住民が共生する新たな街が誕生する。
■安心・安全、防災
当施設内の超高層住宅棟には、地震、風揺れに強い2重構造のダンパーを組み込んだ「デュアル制振構造」を採用している他、停電時の必要機能維持を考慮した「連続24時間運転の非常用発電機」の設置、超高層住宅の各住戸階に居住者一人当り3日分の非常食(飲料水含む)セットを配備した「防災備蓄倉庫」を設置している。また、早稲田大学名誉教授 尾島 俊雄氏とともに、震度計などセンサーを建物内に設置し、被災後の建物状態を数値情報として適切に把握、共有するための新たな管理システムを実装するなど、災害時における生活継続と日常生活への早期復帰のためのプログラム「LCP(生活継続計画:Life Continuity Plan)」を産学協同で策定するマンションでは、日本初の試みを予定している。
敷地内には新宿区が管理する「防災倉庫スペース」の提供や、「非常用マンホールトイレ」の配備、さらに3カ所の「防災水槽」(合計140t)を設置するなど、地域の防災拠点としての機能を備えた施設として地域にも貢献していく。
【施設概要】
●建築敷地面積:16,247平米
●建築面積:11,321平米
●延床面積:138,946平米
●構造・規模:鉄筋コンクリート造一部鉄骨造 地下2階、地上55階建
●高さ:約180m
●主要用途:住宅1,240戸、業務商業施設等


ニュースリンク先
http://www.nomura-re-hd.co.jp/news/pdf/20120615-1.pdf

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