Home > 住まいのニュース > 不動産経済研究所『2012年10月度「首都圏のマンション市場動向」』発表

不動産経済研究所『2012年10月度「首都圏のマンション市場動向」』発表


株式会社不動産経済研究所は、11月15日、2012年10月度「首都圏のマンション市場動向」を発表した。

●10月の新規発売戸数は2,887戸である。対前年同月(3,372戸)比14.4%減、対前月(3,366戸)比14.2%減である。

●10月の地域別発売戸数は東京都区部1,137戸(全体比39.4%)、都下277戸(同9.6%)、神奈川県701戸(同24.3%)、埼玉県566戸(同19.6%)、千葉県206戸(同7.1%)となっている。東京都のシェアは49.0%。

●新規発売戸数に対する契約戸数は2,100戸で、月間契約率は72.7%。前月の69.3%に比べて3.4ポイントアップ、前年同月の70.6%に比べて2.1ポイントアップとなっている。

●10月の地域別契約率は都区部65.3%、都下78.3%、神奈川県71.5%、埼玉県84.3%、千葉県78.6%である。

●10月の1戸当り平均価格、1平米当り単価は、4,218万円、60.9万円である。
2012年9月は4,120万円、58.3万円であったので、前月比総額では98万円(2.4%)のアップ、平米単価は2.6万円(4.5%)アップしている。
2011年10月は4,395万円、62.9万円であったので、前年同月比総額では177万円(4.0%)のダウン、平米単価は2.0万円(3.2%)ダウンしている。

●10月の地域別平均価格、1平米当り分譲単価は以下のとおり。
東京都区部4,767万円、74.7万円(8.3%ダウン、6.7%ダウン)、都下4,193万円、57.3万円(5.4%アップ、5.1%アップ)、神奈川県4,099万円、58.1万円(7.3%アップ、12.8%アップ)、埼玉県3,583万円、48.2万円(2.2%アップ、1.5%アップ)、千葉県3,370万円、45.2万円(1.3%アップ、8.9%アップ)。

●即日完売は287戸(全体の9.9%)で、フラット35登録物件戸数は2,775戸(同96.1%)であった。

●10月末現在の翌月繰越販売在庫数は4,519戸で、2012年9月末現在の4,543戸に比べて24戸の減少。2011年10月末残戸数は5,054戸。

●なお、2012年11月の発売戸数は5,000戸の見込みである(’11年11月4,820戸、’10年11月3,679戸、’09年11月3,648戸、’08年11月3,293戸)。


ニュース詳細リンク先
http://www.fudousankeizai.co.jp/Icm_Web/dtPDF/kisha/syuto.pdf